■月選出作品 2025-11月 月選出作品(講師・選) 2025-11-07 2025-11月 月選出作品(講師・選) *互選作品はありませんので中山講師・選のみとなります。 *今月は3作品が選出されました。(コメント表示はタイムラグがあります) 2025-11月 月選出作品 (順不同) テーマ =自由= =3作品= 時代を生きた「四つのおくどさん」 冨田定芳 【中山講師・講評】 富田定芳さんの「時代を生きた「四つのおくどさん」」 歴史を感じさせる釜戸を見事な光の描写で表現した素晴らしい作品です。 モノクロにして、光の明暗だけに意識を向かわせたことで作品に深みを生んでいます。 釜戸の数が四つもあると煩雑になりやすいですが、無駄のないまとまった構図の為、かえってシンプルに見えるほどです。 背景の少し雑に置いてある荷物から伝わる日常感もこの作品によく合っています。 なつかしい 森本道子 【中山講師・講評】 森本道子さんの「なつかしい」 歴史を感じる土塀、ひび割れた白壁、実った柿、それらを百点満点の構図でまとめられています。 題名通り、懐かしい里山の風景を写した誰もが共感持てる素敵な作品です。 実った柿の実を土塀の下の方に掛かるまで入れたところがとても良く効いています。 土塀の下の石垣、土塀の上の崩れかけた瓦屋根もいい味を出していますね。 大神神社 矢崎英夫 【中山講師・講評】 矢崎英夫さんの「大神神社」 この作品の魅力は何といっても光に包まれた紙垂(しで)の美しさです。 薄暗い境内の扉に掛かっている紙垂越しの柔らかな光が醸し出す上品で幻想的な雰囲気に引き込まれます。 作品全体を少しアンダーにされたことも含め、光の扱い方がとても上手いですね。 背景に神社を入れたことが紙垂に対する無言の説明になっていて、鑑賞者が作品に入り込みやすくなっていると思います。