2025-7月 月選出作品(順不同)

森本幸治

【中山講師・講評】

森本(幸)さんの「静」
光と影を見事に表現された作品です。
背景を暗く沈ませることでアジサイの花が浮かび上がり幻想的な雰囲気を出しています。
葉っぱに写ったアジサイの花の影もとても印象的です。
葉っぱの暗い部分が背景の闇の中に消えていっている感じもいいですね。
できれば、花をもう少しだけ上にしたら更にバランスが良かったように思います。

河崎恭広


【中山講師・講評】
河崎さんの「曙」
琵琶湖の夜明けを撮影された美しい作品です。
デジカメで太陽を撮ると飽和しやすく難しいのですが、引き締まった綺麗な太陽になっています。
太陽に少し掛かった雲、少し霞んだ琵琶湖の中に立つ小屋、赤く映り込んだ水面など全てが調和し、とてもいい味を出しています。

祈り

矢崎英夫


【中山講師・講評】
矢崎さんの「祈り」
ハスの花の美しい作品ですが、心象作品のように心に響くものがあります。
モノクロ写真のような全体の色調とハスの花と葉の美しさの対比がとても印象的です。
上部に葉を入れたことでの額縁効果によって真ん中の女性の彫刻に視線誘導されます。
その彫刻をぼかしたことも良かったと思います。
あまり鮮明にしてしまうと彫刻を写した記念写真的なものになってしまったでしょう。

役目を終えて

徳安博之


【中山講師・講評】
徳安さんの「役目を終えて」
何といってもこの光景を見て作品になると閃いた感性に感服します。
廃棄物であろう潰したアルミ一斗缶が芸術作品のようにも感じさせてくれます。
積み上げられたアルミ一斗缶の切り取り方、アルミの質感を感じる露出と光の使い方、どれも見事です。
アルミ缶の低い個所を中央に持ってきたことで広がりや奥行き感が生まれています。